歩いたら休め

なんでこんな模様をしているのですか?

【機械学習】『コンピュータビジョン最先端ガイド6』はディープラーニングの分かりやすい解説があるのでもっと話題になっていいと思う

グーグルの猫以来、ディープラーニングに興味を持っている人自体は多いものの、(自分も含めて)理解して実装できる人はそう多くないように思われます。

そんな人がステップアップできそうな本がありました。

コンピュータビジョン最先端ガイド6 (CVIMチュートリアルシリーズ)

コンピュータビジョン最先端ガイド6 (CVIMチュートリアルシリーズ)

  • 作者: 藤代一成,高橋成雄,竹島由里子,金谷健一,日野英逸,村田昇,岡谷貴之,斎藤真樹,八木康史,斎藤英雄
  • 出版社/メーカー: アドコムメディア
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: 単行本
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 第四章で東北大学情報科学研究科の岡谷貴之さん、齋藤真樹さんによるディープラーニングの詳しい解説があります。

私もまだほとんど読んでないのでアレですが、ディープラーニングとしてニューラルネットワークが注目された経緯、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)やオートエンコーダの詳しい解説、ソフトウェア(Theano、EBlearn、cuda-convnet)の紹介などが書かれています。日本語でこれだけまとまった資料は今まで無かったんじゃないでしょうか?

第4章 ディープラーニング岡谷貴之,齋藤真樹

  1. はじめに
  2. ネットワークのアーキテクチャ
  3. 多層NNの教師なし学習
  4. 生成モデルに対するディープラーニング
  5. ソフトウェア
  6. おわりに

ところで、章の中に見覚えのある図が多いと思ったのですが、このスライドを作った方なんですね。今までディープラーニングを検索したことのある人はこのpdfを見たことあると思います。

>>ディープラーニングチュートリアル(もしくは研究動向報告)

研究室のトップページへのリンクも貼っておきます。

>>東北大岡谷研 :: ホーム

 

勉強会もあるそうです。

 

その前にディープラーニングの分野をざっと概観したい人は下のスライドが参考になると思います。

 

7/17追記:実装ならこちらの資料が非常に参考になりそうです。theanoやpylearn2はnumpyのバージョン依存がややこしくて放置しています…。