歩いたら休め

なんでこんな模様をしているのですか?

【本】不動産について学びたいなら、不動産投資について学ぶと良いってえらい人が言ってた

最近仕事で不動産について話を聞くことが多いのですが、彼らの言ってることが分からなくてムカつくので勉強しています。

「勉強しろ」って言うのはもちろんですが、「こうすれば継続的に情報が得られるよ」「とりあえずこの辺から掘っていくといいよ」ってことを教えてくれさえすれば勝手に勉強できるですが。

そんな中、「賃貸とかマンションとかいろいろマーケットがあるから、統合的に勉強するなら不動産投資について勉強すればいいよ」とえらい人が言っていたので、その人の話の中で勧められてた本を読んでみました。

Amazonの書評では「分かりやすくて入門書に最適。ただし、内容が基本的すぎてこれ一冊で投資できるようになるわけではない」という評価が多い本で、確かに不動産を学ぶための最初の一冊に最適な本だと感じました。

この本の中で度々投資している方へのインタビューに、「金持ち父さん貧乏父さんを読んで不動産投資に興味を持って〜」という話があったので、ついでにブックオフで買って読んでみました。

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

改訂版も出てるんですね。こちらを買えばよかったかも知れません。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

「自分のポケットにお金をもたらす『資産』と、ポケットからお金を支出させる『負債』を分けて考えよう」「『仕事』の他に、自動的にお金を生み出す『ビジネス(≒資産)』を持とう」「広く浅く学ぶことをおすすめするが、それでも(パイロットなどのつぶしの効かない)専門職を目指すなら組合が強く、保証がしっかりしているところを狙おう」みたいに、(筆者は不動産投資をしている方のようですが)不動産ではなく、お金の運用の面で役立ちそうなことが満載な本でした。

あとはこの本ですね。

2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

情報の密度が多く、さすがに2時間では読めませんでした。

不動産を取引するときには必ず登場する業者さんの論理を、とてもわかりやすく紹介しています。 業者さんを味方につけるにしても、敵として戦うにしても、相手の手の内を知ることは重要です。 わずか250頁の小さな本ですが情報の密度は驚くべきレベル。

素晴らしいのは、単なる制度解説ではなく、実務的な感覚まで盛り込まれている点です。 とくに価格設定の考え方と売買当事者の心理については興味深く読みました。 なるほど〜と目から鱗が落ちること頻りでありました。

「営業としてお客さんを連れて行くとき、この時期はこの面で不安になって、このところは親に相談するようになって〜」っていうカスタマージャーニー(?)を書いている項目が面白かったです。あれって他の購買行動でも同じなんじゃないかしら。

データ分析と絡めると、不動産価格のデータ分析で有名な清水千弘先生のページがコンテンツ豊富でヤバイと聞きました。豊富すぎて泣きそうです😭

清水 千弘 麗澤大学

清水の研究の関心は,資産市場,特に不動産市場における家計・企業の行動分析(応用ミクロ経済学),資産価格指数,不動産の価格形成メカニズムの解明,不動産市場のダイナミクス(応用計量経済学),そして,その応用としての環境の経済価値の測定です。また,最近では,資産価格指数をさらに拡げて指数理論一般,不動産投資市場のグローバル化が進む中での国際ファイナンスも勉強中です(応用ファイナンス)。