2014-01-01から1年間の記事一覧
伊庭さん(1988) 伝染病の確率セルオートマトンモデルと時空間パターンの解析 http://t.co/xkMaOcoOr3 に驚く…生態学でこういう研究がハヤるのは,これ以降のことなんだが…あつかわれる問題がもっと矮小化していくかんじで,伊庭さんのほうがよほど「生態学っ…
2015年2月21日から、開途( @KaitoSSS_ )さんと一緒に主催で社会シミュレーションの読書会(勉強会)を始めます。 @takeshi0406 2015/2/21でいいでしょうか。2/14でもありっちゃありですが、万が一人が集まっては悲しみがあります笑 場所はここなんかどうでし…
Web系の企業でバイトをしていて、コンピュータやプログラミングといったシステム関係の話より、属人化や人間関係(丸投げ)が負担になっている人が多いように感じています。彼らの苦しみを可視化できないものかと考えています。 社会学っぽく言うと、テンニ…
物理学 Advent Calendarの16日目です。 物理学(特に理論物理)を学んでいる人が、社会シミュレーションモデルやエージェント・ベース・モデルを使って社会科学に参入するとき、戸惑うことや気をつけるべきことについて簡単にまとめておきます。 最初はPytho…
先日発売したWIREDに、面白そうだけど、トンデモな気もする記事が載っていて気になっています。 量子力学を応用した、未来のマーケティングシステム「Scanamind」 « 量子力学を応用した、未来のマーケティングシステム「Scanamind」 « WIRED.jp 量子力学をマ…
クロード・レヴィ=ストロースという人類学者が『親族の基本構造』という本で、部族の婚姻関係を数学の群論を使って解析したという話を @KaitoSSS_ さんに聞きました。 親族の基本構造 作者: クロード・レヴィ=ストロース,福井和美 出版社/メーカー: 青弓社 …
この本を読みたいです。 孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生 作者: ロバート・D.パットナム,Robert D. Putnam,柴内康文 出版社/メーカー: 柏書房 発売日: 2006/04 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 86回 この商品を含むブログ (79件) を見…
様々なSNSが勃興している現在、1000人を超える人と「友人」として繋がっている人もよく見かけます。しかし、SNSで10人の家族や親友と繋がっている人と、名刺交換代わりにアカウントを紹介し、1000人の取引相手と繋がっているビジネスマンの「友人関係」を同…
自動で物語を作るプログラムを作る妄想をしています。 世界中の民話や神話に類型が見られるという話はよく聞きます。例えばギリシャ神話のオルフェウスと日本神話のイザナギの話に類似点が多く、その他にも世界中に黄泉の国に下るストーリーの神話があるそう…
最近、人文系の定性的な現象を数理モデルを使って解析することに悩んでいます。一般的な物理学の範囲なら、(分野によるかもしれませんが、おそらく少なくとも古典力学の範疇では)定性的なモデルと定量的なモデルがほぼ一致しており、その点で悩む人はほぼ…
ipython notebookは非常に便利な数値計算&解析ツールです。そのオプションの--pylab inlineはやめるべきだという話を聞きました。 その理由は同時にnumpyをトップレベルでインポートしてしまうため、関数名に混乱が起こるというもの。 iPython Notebookの--…
エロゲのネットワーク解析とか面白そうだと感じています。こちらはAmazonのAPIを使っていますが、最初にエロゲを網羅的にチェックしたり、他のサイトの情報(例えばDMMやErogameScape -エロゲー批評空間-)と組み合わせて何か解析したいと思ってもなかなか難…
今日書いたコレを元に、シミュレーションっぽいものを書いて遊んでいました。 【メモ】社会的分離とブラジルナッツ効果 (Social segregation and Brazil nut effect) - 歩いたら休め 社会シミュレーション的なことをやるとき、オブジェクト指向の考え方で、…
人種による棲み分けを説明した Schelling model というものがあります。これは、二次元格子上で、自分が少数派になりたくない(自分と違う人種が多数派だった場合、その人は他の場所に移住する)という性質で、人種による棲み分けを説明したモデルです。 ま…
複雑ネットワークを使ったシミュレーションをやりたいとき、まずは(周期境界条件のある)格子のネットワーク上でシミュレーションをやってみて、普通の行列を使ったシミュレーションと結果を比べてみたいということはよくあると思います。 そんなときに使え…
この本です。 群れはなぜ同じ方向を目指すのか? 作者: レン・フィッシャー,松浦俊輔 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2012/07/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (11件) を見る 群れはなぜ同じ方向を目指すのか? [著]レ…
非常に面白そうです。余裕が有るときに図書館に行って読んでみます。 まだ2章までしか呼んでないけど,「社会的世界の時間構成」,かなり面白い。これは読書会とかして,人と議論したい本だな。 http://t.co/rIWsFcjFb6 — Hiroshi Shimizu (@simizu706) Nov…
図書室でなんとなく社会心理学の本を読んでいたところ、いままでずっと気になっていた社会的インパクト理論 (Social Impact theory / SIT) についての記述があったのでメモしておきます。SITは時折社会シミュレーションの論文で述べられていたのですが、ちゃ…
この前のZANSAで発表した際、人間のシミュレーションするなら読んどけって教えて頂いた本を読んでます。 データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 作者: 矢野和男 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2014/07/17 メディア: 単行…
この間の記事の続きです。 【勉強会】学生が主催する統計の勉強会ZANSAで発表してきました - 歩いたら休め 社会現象にはおそらく膨大な自由度があり、おそらくすべての変数の関係を記述するのは極めて難しいはずです。その中で数理モデルやシミュレーション…
社会の意見のダイナミクスを物理モデルとして考えてみる from takeshi0406 ※19ページ目で「ドイツの経済誌」と説明していましたが、正しくはIFOというドイツの公的研究機関だったようです。データの信頼性が高く、この機関のデータを使うと説明できやす…
windowsの共有フォルダの中身を、ファイルに書き出すスクリプトです。 バイト先でフォルダ構成を整理するため、共有フォルダの中身をExcelファイルに書き出してほしいと言われ、Pythonのosモジュールを使って楽しました。 # -*- coding: utf-8 -*-import ose…
Insight x Insideというデータ解析者やマーケッター向けのWEBメディアがあります。海外のマーケティング事例や講演映像の日本語訳、エスノグラフィーなど、マーケティング関連の面白い記事がたくさん載せられています。 ここに『"無限の選択肢"は我々を幸せ…
論文を読みました。 [0711.1199] Continuous Opinions and Discrete Actions in Opinion Dynamics Problems 統計力学でおなじみIsing model等で、人間社会の相互作用を表現しようとする研究は多いですが、暗黙のうちに「エージェントの意見がすべて公開され…
AIP(米国物理学会)に面白い論文が投稿されていると聞いて読んでみています。 Opinion formation on social media: An empirical approach 「empirical approach」というタイトルですが、シミュレーションを用いた研究の利点欠点、文献などがとても参考にな…
Wantedlyで募集されている、株式会社ネクスト(HOME'Sの運営会社)のイベントが面白そうなのでメモしておきます。 学生限定!「エンジニアナイト for STUDENT」開催します! - 株式会社ネクストの求人 - Wantedly 社会人向けに不定期で開催をし、好評を博し…
NAVER まとめという、他人のコンテンツを引用しまくってアクセス数を荒稼ぎするサイトに「ディープラーニングってどんなの?」みたいな記事をあげてみました。 GoogleやFacebookが注目するディープラーニング(深層学習)についてまとめてみた - NAVER まと…
タイトルの【ディープラーニング】はちょっと釣りくさいですが; AlchemyVisionという、画像解析やテキスト解析にDeep Learningを利用できるAPIが話題になっています。 機械学習系サービスの簡単な紹介記事を書きました。深い話はおいおい。 AlchemyAPIのAlch…
グーグルの猫以来、ディープラーニングに興味を持っている人自体は多いものの、(自分も含めて)理解して実装できる人はそう多くないように思われます。 そんな人がステップアップできそうな本がありました。 コンピュータビジョン最先端ガイド6 (CVIMチュー…
Experimental evidence of massive-scale emotional contagion through social networks この論文の話です。 読書日記: 読了: Kramer, Guillory, Hancock (2014) Facebook上での感情感染 Facebook、ユーザー約70万人のニュースフィードを操作した実験結果論…