最近いろいろ読みました。
人を動かす
有名なやつですね。SOFT SKILLSで薦められていたのと、同期の優秀なマーケッター(仕事の進め方がうまい)がコレ系の本が好きなので読みました。
「相手に重要感をもたせることが大事」「相手の自尊心を傷つけると、反発させてしまうから逆効果」という考え方と、その具体的なTips集みたいな感じです。特にSOFT SKILLSでも触れられている「議論で勝っても相手の感情的な反発は残るから、出来る限り避けろ」というノウハウは目からウロコです。
同期の優秀なマーケッターも、(上司に唆されたこともあって)最近RやSQLを覚え始め、プログラマーやエンジニアの立場を尊重してくれているように見せてくれます。彼のおかげもあり、逆に自分もマーケティングやツールの話を理解しなきゃと思っているため、いいフィードバックを生み出してるように思います。
- 作者: D・カーネギー,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2016/01/26
- メディア: 文庫
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はじめてでも集客&売上アップ! Google AdWords完全攻略
Google Adwords関連の仕事があったのですが、「結局Adwordsってどこまでできんねん」というところが分からなかったので、本屋で良さそうな本を買って読みました。
はじめてでも集客&売上アップ! Google AdWords完全攻略
- 作者: 佐藤和明
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ
読み物として面白かったです。「アーキテクチャ」という抽象的な言葉の定義について、
そうそう,抽象化されたヤツで最近僕のお気に入りの定義は,「人間の個性を無視して奴隷化する権力」ってヤツだ。 これは,ローレンツ・レッシグが『CODE』で論じたことに端を発したニューアカデミズムの人達が言っていることだ。 権力って言うのは実にうまくアーキテクチャの一面を表現していると思うよ。
と述べていた点が印象に残っています。あとはコンピュータとか、オブジェクト指向とアーキテクチャの関わりの歴史とか。
自分の普段の仕事でも、先輩の作ったアーキテクチャの上で行っているため、目の前にあるコードをプログラミングするだけじゃなく、全体の設計を理解する能力も必要だなと思っています。
間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価 (Software Design plus)
- 作者: Tom Engelberg,長谷川裕一,土岐孝平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プログラマのためのサバイバルマニュアル
これ系(SOFT SKILLSとか達人プログラマーとか)の本は内容かぶってることが多いので、そろそろ読まなくてもいいかなと思ってます。
Macが壊れたり、電源が壊れていて本しか読めなかったのですが、今度は家でもプロダクト作ったり、普段使っているツール(embulkとかかな?)のコード読んだりするようにします。
- 作者: Josh Carter,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/08/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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サーバ/インフラを支える技術
研修で全然うまくいかず無能だったので泣きながら読んでいます。
[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 安井真伸,横川和哉,ひろせまさあき,伊藤直也,田中慎司,勝見祐己
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 133人 クリック: 2,270回
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なぜ財務を知っている社員は出世するのか
営業出身の方のちょっとしたセミナーで「損益分岐点が〜」とか出てきて「わかんねえよ…」って思ったので読みました。 会社で出世したいというか、せめてもう少しちやほやされたいとも思っています。
主に営業の目線で書かれている本で、「黒字の会社でも在庫が増え、負債になってあぼーんすることがある」とか「そのため早く現金化できるものがありがたがられる」とか、ところどころ印象に残っているワードが残っています。
ただ、後半のキャッシュフローとかのアレはさらっと読んでしまいました…。
- 作者: 菅原祥公
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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A/Bテストの教科書
社内で統計の勉強会をやることになったのですが、ニーズがバラバラで(「ツールを使いこなせるようになりたい」という人もいれば、「今自部署でやってる分析って意味あるの?」と悩んでいる人もいる)何をすればいいのか困っています。
「RやPythonで分析するスキルはそこそこあるけど、分析の設計の話とかって全然分かんないよね」って悩んでいたときに、WEBディレクターの方がTwitterで薦めてたので買いました。
結局言ってることはシンプルで、「仮説を持ってサイトの製作をして、検証して、(失敗したとしても)ノウハウ残して学んでいくことが大事だよね」「効果が大きくて、仮説検証しやすいところから手をつけようね」「そのために必要な組織やツールってこういうものだね」って言ってる感じでした。
シンプルなことをちゃんとできれば、ちゃんと効果出せると思うんですが、それが難しいんですよね…。
- 作者: 野口竜司
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本を動かす「100の行動」
社長さんが薦めてたのでパラパラ読んでみましたが、私はあまりおもしろく感じませんでした。
世代が違うのかもしれませんが、自分と持っている世界観が違うように思い、あまり肌に合いませんでした。ただ、扱っている話題の網羅性は高いと思います。
- 作者: 堀義人,G1政策研究所
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/02/23
- メディア: 単行本
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