歩いたら休め

なんでこんな模様をしているのですか?

【本】『人』も『プログラム』も両方動かさなくっちゃあならないってのがエンジニアのつらいところだな

最近いろいろ読みました。

人を動かす

有名なやつですね。SOFT SKILLSで薦められていたのと、同期の優秀なマーケッター(仕事の進め方がうまい)がコレ系の本が好きなので読みました。

「相手に重要感をもたせることが大事」「相手の自尊心を傷つけると、反発させてしまうから逆効果」という考え方と、その具体的なTips集みたいな感じです。特にSOFT SKILLSでも触れられている「議論で勝っても相手の感情的な反発は残るから、出来る限り避けろ」というノウハウは目からウロコです。

同期の優秀なマーケッターも、(上司に唆されたこともあって)最近RやSQLを覚え始め、プログラマーやエンジニアの立場を尊重してくれているように見せてくれます。彼のおかげもあり、逆に自分もマーケティングやツールの話を理解しなきゃと思っているため、いいフィードバックを生み出してるように思います。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

はじめてでも集客&売上アップ! Google AdWords完全攻略

Google Adwords関連の仕事があったのですが、「結局Adwordsってどこまでできんねん」というところが分からなかったので、本屋で良さそうな本を買って読みました。

はじめてでも集客&売上アップ! Google AdWords完全攻略

はじめてでも集客&売上アップ! Google AdWords完全攻略

間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ

読み物として面白かったです。「アーキテクチャ」という抽象的な言葉の定義について、

そうそう,抽象化されたヤツで最近僕のお気に入りの定義は,「人間の個性を無視して奴隷化する権力」ってヤツだ。 これは,ローレンツレッシグが『CODE』で論じたことに端を発したニューアカデミズムの人達が言っていることだ。 権力って言うのは実にうまくアーキテクチャの一面を表現していると思うよ。

と述べていた点が印象に残っています。あとはコンピュータとか、オブジェクト指向アーキテクチャの関わりの歴史とか。

自分の普段の仕事でも、先輩の作ったアーキテクチャの上で行っているため、目の前にあるコードをプログラミングするだけじゃなく、全体の設計を理解する能力も必要だなと思っています。

間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価 (Software Design plus)

間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価 (Software Design plus)

プログラマのためのサバイバルマニュアル

これ系(SOFT SKILLSとか達人プログラマーとか)の本は内容かぶってることが多いので、そろそろ読まなくてもいいかなと思ってます。

Macが壊れたり、電源が壊れていて本しか読めなかったのですが、今度は家でもプロダクト作ったり、普段使っているツール(embulkとかかな?)のコード読んだりするようにします。

プログラマのためのサバイバルマニュアル

プログラマのためのサバイバルマニュアル

サーバ/インフラを支える技術

研修で全然うまくいかず無能だったので泣きながら読んでいます。

kiito.hatenablog.com

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

なぜ財務を知っている社員は出世するのか

営業出身の方のちょっとしたセミナーで「損益分岐点が〜」とか出てきて「わかんねえよ…」って思ったので読みました。 会社で出世したいというか、せめてもう少しちやほやされたいとも思っています。

主に営業の目線で書かれている本で、「黒字の会社でも在庫が増え、負債になってあぼーんすることがある」とか「そのため早く現金化できるものがありがたがられる」とか、ところどころ印象に残っているワードが残っています。

ただ、後半のキャッシュフローとかのアレはさらっと読んでしまいました…。

なぜ財務を知っている社員は出世するのか

なぜ財務を知っている社員は出世するのか

A/Bテストの教科書

社内で統計の勉強会をやることになったのですが、ニーズがバラバラで(「ツールを使いこなせるようになりたい」という人もいれば、「今自部署でやってる分析って意味あるの?」と悩んでいる人もいる)何をすればいいのか困っています。

「RやPythonで分析するスキルはそこそこあるけど、分析の設計の話とかって全然分かんないよね」って悩んでいたときに、WEBディレクターの方がTwitterで薦めてたので買いました。

結局言ってることはシンプルで、「仮説を持ってサイトの製作をして、検証して、(失敗したとしても)ノウハウ残して学んでいくことが大事だよね」「効果が大きくて、仮説検証しやすいところから手をつけようね」「そのために必要な組織やツールってこういうものだね」って言ってる感じでした。

シンプルなことをちゃんとできれば、ちゃんと効果出せると思うんですが、それが難しいんですよね…。

A/Bテストの教科書

A/Bテストの教科書

日本を動かす「100の行動」

社長さんが薦めてたのでパラパラ読んでみましたが、私はあまりおもしろく感じませんでした。

世代が違うのかもしれませんが、自分と持っている世界観が違うように思い、あまり肌に合いませんでした。ただ、扱っている話題の網羅性は高いと思います。

日本を動かす「100の行動」

日本を動かす「100の行動」