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【読んだ本】同期のRubyistに薦められた自己啓発本

正直プログラミングとかよくわからないので、同期の優秀なRubyistに薦められる本を全部読んでみるつもりでいます。ただし、平日に技術本を読む暇は無いので、まずは「プログラマーとは何か」みたいなエモーショナル部分()を鍛えています。

 

特に面白かったのが『Joel on Software』と『伽藍とバザール』です。前者はソフトウェアマネージメント、後者はオープンソースコミュニティについてまとめられた本です。

『Joel on Software』はちょっとシニカルな論調で。「プログラマー主導だと楽な機能しか実装しない」という耳の痛い話や、「顧客は自分の欲しいものを理解していない」「下っ端でも何かを成し遂げる方法」とか、面白くて役に立ちそうな話が多いです。個人的には社内の営業やディレクターの同期にも読んでほしい(せっかくITの会社で働いてるんだから)と思うのですが、広めるのは手間がかかりそうです。

また、『伽藍とバザール』の人類学っぽい考察(例えば、オープンソースのコミッターにはどういうインセンティブが働いているのか)は興味深く読めました。

Joel on Software

Joel on Software

 
伽藍とバザール―オープンソース・ソフトLinuxマニフェスト

伽藍とバザール―オープンソース・ソフトLinuxマニフェスト

 

 

以前から気になってた『UNIXという考え方』も薦められたので読みました。「小さいモジュールに分割して問題を解く」ような考え方は、オブジェクト指向に通じるし、他の問題解決の場面でも役に立ちそうです。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

 

 

もちろん『ハッカーと画家』も薦められました。私も元々持っていたのですが、他の同期に貸したら別れた彼女の家に置いてきてしまったとかでなかなか返ってきません。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

 

 

他に薦められた本です。

新装版 リファクタリング―既存のコードを安全に改善する― (OBJECT TECHNOLOGY SERIES)

新装版 リファクタリング―既存のコードを安全に改善する― (OBJECT TECHNOLOGY SERIES)

 

リーダブルコードはなぜか同期の間で流行ってました。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

 

 「漬物石に最適」とLinuxカーネルの本も薦められました。

詳解 Linuxカーネル 第3版

詳解 Linuxカーネル 第3版