歩いたら休め

なんでこんな模様をしているのですか?

語学目的で読んだ本を、メルカリに出品しました

断捨離してる主婦のブログみたいになってきましたが、気にしないことにします。

もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら

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もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら〈デジタル版〉 (クロスカルチャーライブラリー)

教える立場の本を読んだら、なにか英語を学ぶ側としてのヒントや、同僚や後輩になにかを教える際に役立つノウハウがあるんじゃないかと思って読んでみました。具体的なノウハウの部分も面白かったのですが、自分のモチベーションで嬉しかったのは「三大教授法」の話です。

  • 文法訳読法
  • オーディオ・リンガル・メソッド
  • コミュニカティブ・アプローチ

こちらの記事で紹介されています。

また、「ありがとうございます」はgozaimasuじゃなくてgozaimasと発音されていることが多く、日本語が母語じゃない人にとっては混乱することがあることや、教科書は教える順番を精査されているという話も印象的でした。

その他の外国語ー役に立たない語学のはなし

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その他の外国語―役に立たない語学のはなし

この著者の黒田さんの他の本を読んだことがあり、この方が言いそうなことがだいぶ分かってきて、意外なことはあまり書かれていませんでした。

個人的に気になったのは「読ませる技術 : コラム・エッセイの王道」という本の話でした。

読ませる技術―コラム・エッセイの王道

読ませる技術―コラム・エッセイの王道

それから、小論文練習問題のような本から例を取って、「悪い文」に手を入れていく。「悪い文」は分かりやすい。山口文憲『読ませる技術』(ちくま文庫)にもこうある。

トルストイは「しあわせな家庭は一様だが、不幸な家庭はさまざまだ」と書きました。これにならっていえば、「うまい文章はさまざまだが、まずい文章は一様だ」といってもいいかもしれません。(一三ページ)

このようにして、人の書いたものにケチをつけながら、だんだんと自分の書いたものを客観的に見られるようになってもらおうというのが狙いである。この話はいつの日か詳しくまとめたいと考えている。

この後、「ロシア語を教えていたら英語もおぼつかない学生が多いことに気づき、英語を教え始めたら言語学が、言語学を教えようとしたら日本語の表現も教えることになった」と嘆いていて笑いましたw

英語世界のことばと文化

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英語世界のことばと文化 (世界のことばと文化シリーズ)

こちらの記事に書いた通りです。

日本人が誤解しやすい英語生活マナーブック

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日本人が誤解しやすい英語生活マナーブック Keeping It Smooth【日英対訳】 (対訳ニッポン双書)

よくまとまっていましたが、残念ながら、私は既に他の本で読んでしまっていた内容が多かったです。またテーブルマナーなどの話は、私が英語を学びたいモチベーションが割と気楽な友達関係なので読み飛ばしてしまいました。

『英語のソーシャルスキル』という本にあった「GIVING DECISION CONTROL」の考え方みたいな、目から鱗が落ちるような視点はありませんでした。